理系大学生って忙しいの?
バイトやサークルどうしよう…
こんな悩みをお持ちの 「高校生のみなさん」 、「理系大学生1年生のみなさん」
現役の理系大学院生が、理系の忙しさについて文系と比較しながら紹介していきます。
確かに理系は忙しいですが、理系ならではのメリットもあり、コツさえつかめば楽しい大学生活が送れます!
実際に僕は、サークル2つを掛け持ちしながらバイトで月9万円稼ぎ、最高GPA3.8をとりました。
そのために僕が心がけたことについても紹介しているので是非ご覧ください。
せっかくの大学生活なので後悔のないように過ごしましょう!
理系大学生は本当に忙しいのか
結論!!
文系よりは忙しいけど、やり方次第ではサークルもバイトも恋愛も十分にできます!
ちなみに、僕は工学部の電気系学科出身なのですが、ブラックな学科として有名です。笑
ここで書くことは、理系の中でも最上級に忙しい学科の事情と思ってもらっていいと思います。
理系が忙しくなる原因とは
理系が忙しくなる原因は下記の2つにあります。
そもそも大学の講義ってどんな感じなの?
まずは簡単に大学の講義について説明します。
高校までと違うところは次の3つです。
講義についてはこ「新入生必見!大学入学前に知っておくべき基礎知識【GPA・単位編】」で詳しく紹介しているので、よく分からないという方は参考にしてください。
文系より大変なところ
単位がとりにくい
講義によって多少のバラつきはありますが、僕の学科では多くの講義で1~2割の人が単位を落とします。
また、一緒に入学した同期のうち2割くらいは留年や退学をしています。
大学になると高校よりも講義の内容が難しくなってきて、暗記でテストを乗り切ることができません。
ここを勘違いしている人は単位を落としてしまいます。
でも、安心してください!
最高GPA3.8を獲得した僕の勉強法「GPAを1年間で2.8から3.8まで上げた方法を大公開!」を真似すれば大丈夫です。
実験が地獄
実験が大変な理由は次のような感じです。
このように大変な実験ですが、しっかりと攻略法もあります。
それは過去レポです。
稀に、真面目ぶって「おれは過去レポには頼らない」という人がいますが、頼った方がいいです。
ここは時間を節約して、別のことに時間を回しましょう。
過去レポの入手方法は、「大学でサークルに入って成績アップ!?実践すべき2つのポイント」で紹介しているので、なんとしてでもゲットしてください!
文系と変わらないところ
卒業に必要な単位数
卒業に必要な単位数は法令で決められていて、4年制大学の場合は124単位です。
とはいっても大学によって違っていて、だいたい130単位前後です。
文系理系で大きな差があるわけではありません。
ちなみに僕の学科は132単位でした。
長期休暇
大学生のメインイベントといっても過言ではない?長期休暇。
もちろん宿題もないです。
春と夏にそれぞれ2カ月ずつあります。
これも文系理系で長さが違ということはないです。
どちらかというと国公立か私立かによって差があります。
祝日も講義がある分、私立大学の方が長くなることが多いです。
実際の学年ごとの講義数を大公開!
前期 | 後期 | |
1年 | 22コマ | 17コマ |
2年 | 15コマ | 16コマ |
3年 | 13コマ | 10コマ |
4年 | 0コマ | 0コマ |
僕は132単位でいいところを資格の関係で154単位とっているので、通常はもうちょっと少なくなります。
1~3年生
僕は早め早めに講義をとっていったので、学年が上がるにつれて講義数は少なくなっています。
順当にいくと3年生までに必要な単位はほとんど取れてしまいます。
4年生
文系の場合、4年生は週1のゼミだけという学部が多く、めちゃくちゃ暇です。
では理系はどうでしょう。
理系の場合、早い大学で3年後期から、遅くても4年前期から研究室配属というものがあります。
研究室に配属されると、教授のもとで日々研究を行います。
僕は忙しい研究室を選んだので、毎日8時間くらいは研究室に行って研究をしていました。
全ての研究室がここまで忙しいわけではなく、中には週1で行けばいい研究室もあるので、自分に合った研究室を選べばいいです。
楽な研究室を選べば、文系のように4年生はめちゃくちゃ暇になります。
理系のメリット
理系の唯一にして最大のメリット、それは、就職に強いことです。
では、実際にどのように強いのか見ていきます。
就職の選択肢が増える
基本的に文系は文系就職しかできませんが、理系はどちらでも可能です。
特に金融業界やコンサルなどでは、論理的思考力や統計の知識が求められており、それらに強い理系学生を積極的に採用しています。
大学を選ぶ段階で就職したい分野を決めるのは難しいですし、大学生活を送るなかで考えが変わることもあります。
そういった場合に理系であれば、進みたい分野を諦めなくて済みます。
受ける企業数が少なくて済む
多くの文系学生は20社30社と受けているのに対して、僕の周りの理系学生は平均すると5社くらいでした。
受ける企業が少ないと、お金も時間も節約になりますし、1つの企業にかけれる時間が増えるので内定を獲得しやすくなります。
では、なぜ文系と理系でこんなにも差があるのでしょうか?
それは理系には学校推薦という制度があるからです。
学校推薦がある
学校推薦は理系学部の最大の魅力です。
学校推薦とは
学校推薦とは、企業側から大学に対して来る逆オファーのことです。
○○大学の△△学科から□名の学生を推薦してください。といった感じで来ます。
僕が通っていた大学では、100人くらいの学生に対して400社以上からオファーが来ていました。
誰でも知っているような大企業からのオファーもたくさんあります。
推薦をとれば、ほとんどの企業で1次面接免除、早期選考などの優遇を受けることができます。
希望が被った場合は、基本的に成績勝負になるので、日ごろから勉強をがんばっておくことをオススメします。
学校推薦の合格率
学校推薦の合格率は
・学校推薦をとれば、ほぼ100%内定出す企業
・学校推薦をとるのは最低条件で、その中から優秀な学生を選ぶ企業
といった感じで 企業によってバラバラです。
上手に時間を使えば理系でも最高の大学生活を送れる
理系学部についてまとめるとこんな感じです。
理系学部で有意義な大学生活を送るためには、講義をいかに攻略するかがカギになってきます。
実際に僕は攻略に成功し、 サークル2つを掛け持ちしながらバイトで月9万円稼ぎ、最高GPA3.8をとるというこの上ない?大学生活を送れました。
せっかくの大学生活なので、やりたいことを諦めるのはもったいないです。
時間をうまく使って、後悔のない大学生活を送ってください!
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