大学院には進学したいけど、どの研究室がいいのか分からない。
と悩んでいる理系大学生のみなさんへ!
研究室選びを間違えてブラック研究室に配属されてしまった僕が、3年間の研究室生活で気づいた気を付けるべきポイント3つを紹介します。
また、実際にあなたが最適な研究室に入るための方法も説明します。
研究室選びを間違えると、精神的にかなり追い込まれることになりかねませんし、就活の時間もろくにとれなかったりします。
とても貴重な20代の時間を学部卒なら1年、院進なら3年を過ごす研究室です。
ぜひ後悔のない研究室選びをしてください。
研究室選びで気を付けるべき3つのポイント
研究室選びでポイントとなるのは以下の3点です。
ポイント①: 忙しさ
世の中にはブラック研究室という言葉がありますが、ブラックたるゆえんは忙しさにあります。
忙しさを象徴するパラメータとして以下の2点があります。
コアタイム
コアタイムというのは必ず研究室にいなければいけない時間です。
例えば、コアタイムは10時~17時といった感じです。この時間が長いほど大変です。
学会の頻度
これはあまり聞き馴染みのない方も多いと思います。
学会に出席するためには、予稿といって発表内容をまとめたものを作ったり、発表用のパワポを作ったりする必要があります。
これらの作成には非常に時間がかかるため、その分自分の研究がストップすることになります。
学会は1度は経験しておいた方がよいと思いますが、多すぎると自分の時間を削って研究を進めることになり大変です。
ポイント②: 人間関係
就職であれば1年間、院に行くのであれば3年間、ほぼ毎日一緒に過ごす先輩、同期は非常に重要です。
というように、研究室に求めるものは人それぞれです。
逆に考えると、ここの考え方さえ合う仲間と出会えれば良好な人間関係を築いていけると思います。
ポイント③: 研究内容
これも人によって求めるものは違います。
自分に最適な研究室に入る方法
研究室を選ぶ際に大切なポイントを3つ紹介しましたが、実は、この3つのポイントは教授によって大きく左右されます。
逆に言えば、教授選びさえ間違えなければあなたに最適な研究室に入ることができます。
このように、自分に合った教授を選ぶことができればあなたにとって有意義な研究室生活を送れます。
先輩から正しい情報を仕入れよう
「教授で選べ!」と言われても、教授のことが分からないのでは選びようがありません。
要注意ですが、講義で優しい教授ほど、研究室では厳しいことが結構あります。なぜなら、研究第一の教授は、講義は適当に済ませて自分たちの研究に120%注ぎたいからです。
そこで、教授の正しい情報を手に入れるために有効なのが研究室見学です。
研究室を決定する少し前に研究室を見学できる機会があるので、そこでその研究室にいる先輩学生に教授の人柄について聞いてみてください。
余裕があれば、先ほど述べた3つのポイントについて聞いてみるのもいいと思います。
研究室見学のようなオフィシャルな機会でなくても何か気になることがあれば、研究室を訪ねて先輩たちに話を聞くのも、もちろんありです!優しく答えてくれますよ!!
研究室選びで最も大切なのは教授選び
研究室選びで最も大切なのは教授選びです。
ここさえ間違えなければ自分に合った研究室を選ぶことができます。
自分に合う研究室は人それぞれ違います。周りの友達に流されて、安易に研究室を決めてしまうと後から後悔します。
自分に合った教授を選ぶためにも、研究室見学の際に先輩学生にこの3つについて聞いてみてください。
ぜひ、自分に合った研究室を選んで最後の学生生活を有意義なものにしてください。
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