理系大学院生とは

大学・大学院

そもそも大学院生って何?

どうやったらなれるの?

何をしてるの?

 

おそらく、こういった疑問をお持ちの方は多いはずです。

この記事を読んでいただくと大学院生についての基本的な情報が分かります。

大学院生の位置づけ

大学院には主に、大学を卒業した理系学生のうち希望者のみが進学します。

※文系学部から大学院に進学する人もいますが、ほんの数%です。

 

希望者とはいっても希望した人全員が進学できる訳ではなく、大学進学と同じで入学試験に合格しないと進学できません。

 

大学院生になるための試験については後から説明します。

何割くらいの人が大学院に進学するのか?

近年の大学進学率は約60%

そのうち理系は約40%

さらにその中から大学院に進学するのは約40%です。

 

つまり大学院まで進学するのは全体の約10%です。

どうやったら大学院に進学できるのか?

大学院に進学するためには大学4年生の夏に行われる入試に合格しなければなりません。

 

入試の合格率はどうなっているのでしょうか?

筆者の体感では約80%くらいです。 意外と高いですよね。

 

一般的にも、ある大学に入学しようと思ったときに大学から入学するよりも大学院から入学した方が入りやすいと言われています。

※卒業した大学以外の大学院も受験することができます。

 

とは言っても入試で出題される内容は大学で学習したことなので、それなりに勉強はしないといけません。

 

分かりにくいかもしれないですが例えると、大学受験でどれだけ努力してもギリギリ手が届かなかったレベルの大学院であれば入れるくらいの感覚です。

大学院生はどんな勉強をしているのか?

基本的に小学校から大学までは机に向かって行ういわゆる「お勉強」がメインですが、大学院では「研究」がメインになってきます。

 

研究と勉強の違いを一言で表すと

過去の偉人達が「研究」で解明してきたことを学ぶことが「勉強」

となります。

 

これまで分かっていなかったことを解明していくことが「研究」です。

つまり、研究で成果を出すということは同時に世界No.1になれるということなのです!

 

下の図を見ていただくとイメージが掴みやすいと思います。

 

少しは研究のイメージが掴めたでしょうか?

大学院を卒業した後はどうするのか?

大学院は「修士課程」と「博士課程」の2段階に分かれており、それぞれ2年間、3年間となっています。

 

修士課程の2年間を終えると一区切りがつき、95%の大学院生はこの段階で就職をします。

残りの5%の学生は博士課程に進み、さらに3年間研究を続けます。

 

ここまで来ると卒業後に民間企業に就職する学生は少なく、そのまま大学に残って研究を続け、教授を目指す学生が多いです。

まとめ

大学院生について少しは知っていただけたでしょうか?

 

今後は、大学院に進学することのメリットやデメリットなど、もう少し踏み入った内容も紹介していこうと思っています。

 

大学院に進学するか就職するか迷っている学生さんがいたら微力ではありますが力になりたいと思うので、Twitterやコメント欄からお願いします!

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