なんとなく本を読んでみようと思ったけど、本のメリットは何?
どんないいことがあるの?
こういった疑問にお答えします。
・大学生が読書をするメリット3選
・読書を目的にすることはNGです
大学に入るまでは本嫌いだった僕ですが、「本にはこんなメリットがあるんだ!」と知ってから、毎月5冊以上、本を読むようになりました。
この記事を読んで本の良さを知っていただいて、ぜひ読書を習慣化してください!
大学生が読書をするメリット3選
大学生が読書をするメリットはこの3つです。
①月に本3冊=年収1000万円に相当
②たった1500円で偉人の80年を買える
③睡眠の質が上がる
本当にこんな効果があるの??
これから詳しく説明していきますよ♪
①月に本3冊=年収1000万円に相当
「月に本3冊=年収1000万円」というのは絶対的な根拠があるわけではないですが、様々なデータを考慮して考えるとあながち間違っていないと思っています。
少なくとも、本をたくさん読む人は年収が高い傾向にあるということはデータから断言できます。
ではなぜこんなことが言えるのかをデータを示しながら説明していきます。
月3冊読めば上位15%
文科省が全国16歳以上の男女3,590人を対象に行った調査によると、全く本を読まない人は約半数の47.3%にも上ります。
そして月に3冊以上本を読んでいる人はたったの15%しかいません。
上位15%は年収分布の900万~1000万円に相当
厚生労働省が行っている平成30年国民生活基礎調査の概況によると年収分布で上位15%は900万~1000万円にあたります。
読書量と年収には正の相関がある
読書量と年収を関連付けるデータとしてこんなものがあります。
あくまでも統計データですが、読書量と年収には正の相関があることが分かります。
さらに「Business Management Degree」によると、ビル・ゲイツ氏やウォーレン・バフェット氏などの大富豪を含む富裕層の88%が1日30分以上ビジネス書などを読むのに対し、年収300万以下の層はたったの2%というデータもあります。
本を読む人は年収が高い
「本を読む=年収が上がる」とまでは言い切れませんが、本をたくさん読む人は年収が高い傾向にあるということは明らかです。
金持ちYoutuberで有名なヒカルさんはほとんど本を読まないと言っていたので、本を読まないとお金が稼げないという訳ではないですが、このようなデータがある以上、本は読んでおいて損はないでしょう。
たぶんヒカルさんも多くの富裕層が本から得ているものを本以外の何かから得ているんじゃないかと僕は考えています。
②たった1500円で偉人の80年を買える
本のすごいところは、会うことさえできないような偉人の「人生そのものや考え方」をたったの1500円で買えるというところです。
本というのはその人が考えて考えて考え抜いて生まれた0.1%の結晶のようなものなので、それが1500円だったら安すぎると僕は思います。
本には著者の人生が詰め込まれている
自分が本を書くことを想像してみると、本のすごさを身に染みて感じることができます。
僕は23年以上生きていますが、まだ本を1冊かける自信はありません。せいぜい30ページくらいです。
おそらく一生かけて1冊書けるか書けないかというところでしょう。
これを読んでくれているみなさんの中にも、本を1冊書ける人はほとんどいないと思います。
これが「本=著者の人生」と考える理由です。
③睡眠の質が上がる
寝る前に読書をすることで睡眠の質を上げることができます。
これは科学的にも証明されているので寝る前には読書することをオススメします。
本にはリラックス効果がある
2009年に行われたサセックス大学の研究[1]によると、たった6分間の睡眠で最大で68%のストレスが軽減されることが分かっています。
そしてこの68%という数字は、音楽を聴いたりお茶を飲んで一息つくことより効果があることが示されています。
[1] Lewis, D. (2009), Galaxy Stress Research, Mindlab International, Sussex University, UK
ブルーライトは睡眠を妨害する
慶應義塾大学の綾木准教授のグループの研究[2]によると、就寝の2時間前からブルーライトカットのメガネを使うと、睡眠ホルモンの分泌量が増え、眠気を感じやすく入眠がスムーズになるということが分かっています。
つまり寝る2時間前からはスマホを使わないようにした方がいいということです。
僕もそうですが寝る直前までスマホを触ってしまいます。しかし寝る前に読書(紙の本に限りますが)をすればスマホを見なくて済むので、睡眠の質を向上させることができます。
[2]Araki, M., et al., Protective effect of blue-light shield eyewear for adults against light pollution from self-luminous devices used at Night. Chronobiology Int., 2016. 33(1):134-9
読書を目的にすることはNGです
これから読書を頑張っていこう!という人に伝えたいですが、「本を読むこと」を目的にすると失敗します。
昔の僕がそうでしたが、本を読むことを目的にすると一冊読み終える前に飽きてしまいます。
自分が興味のある本を選ぶことが大切
僕は1年半前までは、ほとんど本を読まない学生でした。そんな僕が本を読むようになったきっかけは、研究室内で起きた読書ブームです。
「オレはもう3章まで読んだぞ!」といった具合に、競い合うように本を読んでいました。僕もそれにつられて、みんなが読んでいた「7つの習慣」という本を買って読み始めました。
最初の100ページほどは読んだのですが、読んでいても面白くなく、その本は2週間がたつ頃には、部屋の隅に積まれていました。
こうなってしまった原因は、みんなが読んでいるからという理由で、自分があまり興味のない本を選んでしまったことにあります。
興味のある本を見つける方法3つ
①書店で探す
②ググってまとめサイトを見る
③電子書籍読み放題サービスで探す
それぞれのメリットやデメリットは下記の記事にまとめたので、参考にしてください。
関連記事:【月に5冊読める】読書で眠くなる原因は「本の選び方」にある
本を読んで周りと差をつけよう
僕は大学に入るまでほとんど本を読んでいませんでした。
親に本を読みなさいとよく言われましたが、全く読む気になれなかったです。
そんな僕が本を好きになったきっかけは、自分の好きな分野の本を読んでみたことです。
やっぱり本を読むときは自分から進んで、目的を持って読むことが大切だと思います。
例えば野球が好きな人であればイチローさんの本から始めるのがいいかもしれません。
もしかしたら本の楽しさに気付いて本を読むのが好きになるかもしれないです。
これから読書を頑張りたいという人は、是非、自分の好きな本をから始めてみてください!
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